です。
白泉社さんから新しくDRUNK!という電子雑誌の配信が開始されました。
こちらでオムニバス形式のお話を描かせていただくことになりました。
最初のお話は居場所がない若者たちの物語です。
そこそこボリューミーな1話になりましたが、ページ数のわりにはさくさく読める(って担当さんが言ってた)し、1話で完結しているので気軽に読んで頂けたら幸いです。
続きは鋭意制作中です。
現状「お父さんが早く死にますように。」の合間に進めているのでゆっくり進行です。
気長にお待ちください…。
さて、今回はそちらができるまでの変遷を軽くまとめてみようと思います。
※ストーリーの特に重要なネタバレはありません。
制作は遡ること2021年。
後に担当となるHさんからご連絡を頂きました。
社会の闇をテーマに読み切りを、とご依頼頂き、その時話題になり始めていたトー横界隈の子らを主軸に物語を作ることに。
連載の合間に少しずつ進めていきました。
読み切りだし多少作画コストが高くてもいいや、とメインの2人は作画に少し時間がかかるビジュアルになっています。
大変だしアクセサリー描くのすぐ忘れたりしてたけど楽しかったです。
お話は社会の闇がテーマなので多少暗いですが、あの界隈の子らの中にこういう子もいたのかもな、と感じてくれたら嬉しいです。
界隈の子らも読んでくれたら嬉しいです。
無事描きあがった後、配信もまだなのに次はどうしましょう?と言われ、え、もっと描いていいんですか?となり。
(こういうのは結果が出てからだと思っていた)
とはいえ2つめの連載はもう準備しちゃってるし、複数連載を持つのは私にはできないので、短編連作なら…ということで今のかたちに落ち着きました。
こちらの状況をくんでくださった白泉社さん、本当にありがとうございます。
今回商業では連作ではあるけれど初めての読み切り、初めての他社と担当に女性誌だったので学ぶところも多かったです。
特に私は読み切り作品をほとんど描かず連載が始まってしまったので、読み切りを描く力があまりなくて。
本当に勉強になりました。
自分が女性誌、しかも白泉社さんで作品を出す日が来るとも思っていなかったので、人生何があるか分かりませんね。
いつも応援してくださっている皆さんのおかげです、ありがとうございます。
それにしても、いざ雑誌を見てみると自分だけ別ジャンルに突っ走ってて笑ってしまった。
それでもお声がけくださった担当Hさんありがとう…ラストページの2行を入れて下さったのも担当さんです。
薬、ダメ、ゼッタイ。
ほんと、人生壊れるだけだからね。
本日はここまで。
相変わらず筆は遅いけれど、どの作品もがんばって描いていけたらと思います。
それでは、毎日生きててみんなすごい。
今後とも、どうぞよしなに。