備忘録第4弾です。
今回は仕事道具の2つ目、漫画家になったらまず良い〇〇を買え、とよく言われるあれです。
そう、椅子です。
人体にとって座っている状態は普通の状態ではないそうで、長時間座っていると寿命も短くなるそうな。
最近は昇降デスクなんかも増えてきましたが、物書きにとって座っている時間は避けられないもの。
なので体に負担の少ない椅子は必須といえます。
以前立ちっぱなしを試してみたことがあるのですが、足の甲がどす黒くなってきたので止めました。
バランスボールも試しましたが、最初は良かったものの逆に腰が痛くなってきたので止めました。
今は4つ足の普通の木の椅子に座っています。クッションがあっても長く座っているとおしりや背中が痛いです……。
というわけで、快適な執筆環境を構築するため、この度新調を決意。
いろんな椅子を比較・検討したのですが、ハーマンミラーさんのアーロンチェアにしました。
ずいぶん高い椅子買っちゃったな…。
かなり重い椅子(20kg以上)なので、持ってきていただいたお兄さん方に部屋に入れて開封までしていただきました。
大変お世話になりました…。
アーロンチェアは人口工学に基づいて開発された椅子だそうで、保証期間はなんと驚異の12年。
どんだけ製品に自信があるの…ていうかこの保証期間だったら逆にコスパ良いまである。
前傾チルトという機能もありまして、これは座っているとき前かがみになりがちな人向けの機能です。
椅子の座面が前に傾くことで、前かがみになっても良い姿勢が保てるというもの。
物書きにはありがたい機能ですね。
実際に座ってみると、どこに体重をかけても合わせてくれる感じがあります。
背面は背中と腰の二段構えで支えてくれるので負担も少なく、体重をかけても柔軟に受け止めてくれます。
前後にギコギコしても重さや作りがしっかりしているので、壊れる心配もなく安心です。
守ってくれてる感さえある。
おかげさまでおしりや背中の痛みもほとんどなくなりました。
もう〆切前に痛みを我慢しながら描かなくていいんだ…なんてありがたい…。
とはいえ調子に乗って長時間座っていると腰にはくるので、最低限の筋肉は必要だと思います。
私に足りないものさ…分かってるぜ…。
こんなに考えられていてかつ、技術の粋をつくして作られているものをあまり体感したことがなかったので、私には過ぎたものでは…と思いつつ、買ったからにはちゃんと使ってあげないとな、とも思いました。
そうやって長く一緒にいられたら、良い買い物だったって言える気がします。
私は仕事用に特化したものを選びましたが、もう少しお値段が安くても前傾チルト付きの椅子はありますし、ゆったり座りたいならゲーミングチェアとかの方が良いでしょうし、毎日使うものですから用途に沿った椅子選びは重要だなと感じました。
何か参考になりましたら幸いです。
さて、次回はお買い物備忘録としてはひとまず最後かな。
お仕事道具その3、パソコン君の予定です。
知識は素人なので、それっぽいスペックと触り心地を軽くまとめられたらなと思います。
それではまた、どうぞよしなに。